活躍する卒業生達

木山伸二/H24年卒/社会人入学(長崎西高等学校出身)

   医療法人社団伯陽会 かたかべ内科医院(かたかべクリニック) / 健康鍼灸科

はり師・きゅう師、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)

【医術の分野として認められる日が来ると信じています】

かたかべ内科医院の治療室に、はり師として勤務しています。腰痛、膝痛、下肢痛、肩こり、五十肩といった疾患に対して、痛みを和らげることを目的にした治療を行っています。患者の多くは高齢者で慢性疾患となっているので、長年の痛みを少しでも軽くできるよう努力しています。

はり・きゅうの治療には、人体が持つ治癒力を高めるという最大の特徴があります。はり・きゅうは古代から続く医術ですが、どういった機序で効くのか、いまだ未解明なことが多いです。しかし、人体の仕組みに関する様々な科学的な発見を、鍼灸の作用に結びつけて考えることは以前から行われています。今後、自然科学が発展することで医術の分野として認められる日が来ると信じています。

はり師きゅう師を目指している皆さんは、資格の取得を目標に勉強を頑張っていると思います。しかし、それだけでは国家試験の過去問を参考にした効率の良い勉強に陥りがちです。せっかくの学問が試験のための勉強にとどまって、深く理解できないまま卒業するのは勿体ないことだと思います。現場に入ると、実践的な知識と治療方法の習得が求められますが、基礎的なことを十分理解していないと身につけるのにたいへん苦労します。社会に出てから基礎を勉強しなおす時間は多くありません。はり師・きゅう師として患者さんを治療することを常に意識して、幅広く、深い知識を身につけるよう頑張ってください!

鍼灸師の仕事は人の身体を治療することで、人の役に立つことを実感できるので、とてもやりがいを感じています。患者の痛みを取り去って、笑顔で帰せるような治療家になりたいですね。そのために現場での経験を積み、施術の成果を自分のものにしながら、多方面にわたって勉強を続けていきたいと思っています。