世界理学療法士連盟学術大会珍道中②
~WCPTってなに?~
今回私が参加したWCPT congressは世界中の理学療法士の学会で,理学療法士の学会としては最も大きなものの1つになります。
前回大会から2年に1回に開催されるようになり,私は4年前のシンガポール大会に続いて2回目の参加となりました。
今回はスイスのジュネーブで開催されました。
WCPTとはWorld Confederation for Physical Therapyの頭文字をとったもので,日本語では世界理学療法連盟といいます。
1951年に設立され,2018年現在109の組織があり,450,000人以上の理学療法士が参加しています1)。
理学療法と一言で言っても,対象疾患は骨折や関節の障害,心臓や肺の病気,脳卒中,がん,小児疾患,スポーツによるけがなど多岐にわたります。
さらに,WCPTでは教育や国際交流,紛争地での活動などさらにテーマが広がります。WCPT congressはこのような多くの分野,テーマの一端を垣間見ることができる学会となります。
1)日本理学療法士協会ホームページ.http://www.japanpt.or.jp/about/enterprise/international/wcpt_other/