本校は通信制高校ですが、通学スタイルを選択することができ自分らしいスクールライフを過ごすことができます。
本校は長崎県内に3校の専門学校を運営するこころ医療福祉専門学校をグループ校としています。
そのため、多様な選択授業を設け、専門知識や技術の習得、資格取得が在学中に可能となります。
国語・数学・英語では入門授業で振り返り学習や習熟度別クラス編成をおこない、学習レベルに合わせた授業を受けることができます。
進学するにあたり通信制高校のカリキュラム(授業時間数)では、授業時間数が少なく受験や進学後の学習に不安をおぼえる生徒が多くいます。主に進学を目指す3年生を対象に随時補習授業を実施しています。
環境の変化により欠席が増えた、義務教育の頃から欠席を繰り返し登校がうまくいかないといった場合、補講の実施、訪問支援を行う、関係団体との連携を図るなど、生徒個人の状況を把握し充実した高校生活をサポートします。
今までの学校生活で、新しい環境に慣れにくい、人と同じやり方だとうまくいかない、感情的になりやすいといった経験がある生徒さん・保護者の方と、学習の方法や本校での過ごし方などを一緒に考え、伴走します。
集団生活が不安、対人関係に自信がない…まずはその気持ちに寄り添い、一歩を踏み出せるようにサポートします。医療や福祉との連携を行い、一人一人の歩みを有意義な学校生活に変えていきます。
転入学の場合、学校を移るときの空白期間がないため、同級生から遅れることなく卒業できる可能性が高く、転校生の
受け入れ人数は毎年増えています。まずは在籍している学校の先生と十分に話し合ったうえでお問い合わせください。
現在、高校に在籍している生徒が別の新たな高校に移ること。転入学は「随時入学可」という通信制高校(私立・広域)が多い。
こころ未来高等学校の場合4月1日?1月1日まで随時
高校を中退してから別の高校へ入学すること。
私はこころ未来高等学校の前身であるこころ夢未来高等学院の卒業生です。1度全日制高校で悩み苦しい日々を送り、編入学を経験しました。
編入学後は同じ経験をした仲間たちと楽しい学校生活を過ごすことがき、熱心に指導にあたってくれる先生方に憧れを抱き、教師になることを決意しました。
現在、母校であるこころ未来高等学校へ戻り夢を叶えることができました。
福岡県の全日制高校に通っていた私は、様々な要因から学校に対して窮屈さを感じ、こころ未来高等学校の前身であるこころ夢未来高等学院へ転入学しました。
転校後は通信制高校の余裕のあるカリキュラムを活かし、英語について学び、大学ではたくさんの留学を経験することができました。
現在、母校であるこころ未来高等学校へ戻り生徒と楽しく英語について学びを深めています。
[過去の転校生受入推移] ※毎月1日付で転校生受け入れをおこなった結果
こころ未来高等学校の図書室は、月に2回「ゆめカフェ」(校内居場所カフェ)へと変身し、無料カフェとして生徒たちへ開放されています。生徒たちは関係団体のスタッフと交流しながら、学校の先生がいない空間で気軽に話や相談をすることができます。生徒のなかには、居場所がないと感じている子どもたちがいます。また、卒業後に学校や就職先といった「所属」を失ったまま孤立し、支援につながれなくなる子どもたちもいます。このような状況は引きこもりにつながったり、ネットに居場所を求め何らかの事件・事故に巻き込まれたり、と様々なリスクと隣り合わせでもあります。
カフェが掲げるのは、生徒たちへの明るい未来を形成する「予防支援」。
月に2回無料でおにぎりやお菓子、飲みものをいただきながら、穏やかな時間を過ごすことができます。
不登校、ひきこもり、ニート状態にある子どもたちが健全に育ち、社会の一員として責務を担っていけるように、各関係団体や専門家、教育機関、行政とのネットワークを構築して、情報提供やアドバイスなどをおこなっている特定非営利活動法人全国ゆめ未来支援協会と連携を図り、本校生徒の事例検討をおこなったり、本校生徒がイベントにボランティアで参加したりするなどの活動をおこなっています。
在宅通信制コースの生徒が自宅で学習を進める際や、何らかの理由で学校に登校できない生徒のために、定期的に本校教員の授業動画配信がおこなわれており、スマートフォンやパソコンで視聴することができます。 (※視聴にはパスワードが必要となります。)