卒業生の声

活躍するこころの卒業生たち

理学療法科

患者様のできることが増えていく。
その姿を見ることがモチベーションに。

(医)博和会 介護老人保健施設
サンブライト愛宕 勤務
岩永 英太 さん
〇理学療法科 2015年 卒業
〇瓊浦高等学校 出身

学生時代の経験が現在の原動力に

 在学中は、臨床経験が豊富な先生方から理学療法士としての必要なスキルを学び、臨床実習で実際の現場を経験したことを今の業務に活かすことができています。また、実習で、医療や介護分野の第一線で活躍されている方々との出会いがあり、質の高い医療・介護の現場を経験できたことに感謝しています。理学療法士としての心構えや業務に向き合う姿勢などを学ぶことができ、理学療法士になりたいという気持ちがより一層高まりました。
 介護分野は、医療分野のように身体の変化が目に見えるわけではありません。しかし、「不安なく歩けるようになった」「起きて過ごせることが増えた」という患者様の声や、ひとつでもできることが増える姿を見ると仕事のモチベーションになり、やりがいを感じています。
 最近はリハビリテーションの一貫で、レクリエーションスポーツ・ボッチャにも取り組んでいます。ゆくゆくはこの競技を事業所間や地域の方と交流するツールとして活用できると嬉しいです。まだまだ活動実績が少ないので、第一線で活躍されている先生からの情報を得ながら、積極的にボランティア活動等に参加したいと思っています。


理学療法科卒業生(鎮西学院高校サッカー部トレーナー)

プロフェッショナルこころの流儀「片道3時間かけて通学する未来の理学療法士」

理学療法科 <長崎校>
昼間/3年制

【取得できる資格】
●理学療法士(国家資格)  ●健康運動実践指導者 
●福祉住環境コーディネーター検定試験  
●障がい者スポーツ指導員 
●専門士  ●介護職員初任者研修

介護福祉科

利用者様中心の生活を支え、
一人ひとりにあった介護を目指して

セントケア九州株式会社
セントケア佐世保 勤務
石井 葉鈴瑠 さん
〇介護福祉科 2019年 卒業
〇佐世保商業高等学校 出身

こころでの学びの全てが今の仕事に活きている

 私が「介護福祉士」という仕事を知ったのは、高校3年生の時。介護施設に入所していた曽祖父に会いに行った時に、入居者の方が笑顔でイキイキとされている姿や、そのような環境を作っているスタッフさんを見て、私もこの仕事をやってみたいと思うようになりました。
 在学中は介護施設へ3回実習に行きましたが、重度の入居者様が多かったことが介護技術の向上につながりました。また、もっと一人ひとりに合った介護を行いたい、もっと幅広い知識をつけたいと思うようになり、介護福祉士、認知症ケア指導管理士、整体療法士などの資格を取得。今、こころでの授業全てが役に立っていますが、その中である先生が「担当する利用者様を恋人と思いましょう」と言われていたことがとても印象に残っています。興味を持つと相手をもっと知りたくなり、常にそばにいたくなるように、様々な角度から利用者様を観察することの大切さを教わりました。
 普段から利用者様とコミュニケーションを取ることを大事にしていますが、ケアの時間が決まっているため、できるだけ効率的に時間をとるように努めています。利用者様の想いや生活の快適さを考慮しながら、部屋を整えたり、清潔感のある居室環境にすることにも気を配っています。
 今後の目標は料理を上手になること。訪問介護では調理をする機会が多く、限られた時間と材料でどれだけ栄養満点でその方にあった食事を提供するかというスキルが求められます。家で練習する毎日ですが、食べて喜んでもらえるように、頑張ってレシピを増やしていきたいです。


介護福祉科卒業生(特別養護老人ホーム恵珠苑)


介護福祉科 <長崎校><壱岐校>
昼間/2年制

【取得できる資格】
●介護福祉士(国家資格) 
●専門士 
●認知症ケア指導管理士 
●整体療法師 など

柔道整復科/スポーツ柔整科

柔道整復師としての幅を狭めず、
これからも挑戦し続けたい。

はしぐち整骨院 勤務
原 拓史 さん
〇柔道整復科(旧 スポーツ柔整科) 2019年 卒業
〇西海学園高等学校 出身

「人の役に立ちたい」という思いからこの道へ

 柔道整復師を目指すきっかけは中学3年生の時。バスケットボールの中体連前という大事な時期に足首を捻挫してしまい、整骨院にお世話になりました。その際の初期処置が良く、治療期間も最短で復帰することができ、試合当日は朝早くからテーピングを巻いてもらったおかげで、コンディションの良い状態で臨むことができました。その時に「私もケガで困っている人の役に立ちたい!」と強く思い、この道に進むことを決意しました。
 現在は整骨院に勤務し、柔道整復師として、外傷・障害の処置・治療、運動療法指導などを行っています。患者様が初めて来院された時は、顔の表情も暗く、痛みで辛そうだったのが、治療を重ねるごとに表情が明るくなり、通常通りの生活を送ることができるようになっていく様子をみると、やはり柔道整復師になって良かったと感じます。
 在学中は、実際に整形外科や整骨院で勤務されている先生が講師として来てくださる授業があります。テーピングの固定の仕方を教えていただいたり、骨折・脱臼の整復動画を見せていただいたことは印象深く、今の業務にも役に立っています。


柔道整復科・鍼灸科ダブルスクール2021年卒業

柔道整復科/スポーツ柔整科 <長崎校><佐世保校>
昼間/3年制

【取得できる資格】
●柔道整復師(国家資格)
●専門士
●介護職員初任者研修※  など
※選択により取得可能

鍼灸科

薬を使えない患者様に
鍼灸で効果が出たことがきっかけ。

訪問看護ステーションきんかい
Doula(ドゥーラ)助産・鍼灸院 勤務
山田 真由美 さん
〇鍼灸科(旧 健康鍼灸科) 2017年 卒業
〇長崎女子高等学校 出身

鍼灸師として、助産師として
学びは今も続いている

 私は鍼灸師、助産師、看護師、保健師という4つの肩書きを持っていて、現在は、訪問看護師のほか、助産師として長崎市より妊産婦相談支援事業と新生児等訪問事業の委託、そして、助産院分娩のサポ−ト、逆子や分娩促進の鍼灸を行っています。
 助産師になろうと思ったのは、15年前に娘を自宅出産をしたことがきっかけです。それがとても幸せな体験で、これからも優しいお産や妊婦さんにとって大切な妊娠中と産後をしっかりサポートしたいと思いました。
 鍼灸師を目指したのは2011年、福岡の助産院で働いていた時です。3人目のお産をされる方に48時間ほど付き添いましたが、どうしても産まれず、助産院の院長が鍼灸をすすめました。すると、鍼灸をして戻って来られたら無事に生まれたんです! 薬を使えない助産師にとって、鍼灸は比較的即効性が高いと魅力に感じ、本格的に鍼灸を学ぼうと決意しました。
 また、昨年の春に知り合いの病気が重症化したことで死を意識し、怖く感じました。その経験から、幸せな“生”だけでなく幸せな“死”を見てみたい。ゆりかごから墓場まで寄り添える存在になりたいと思いました。


鍼灸科卒業生(LEAD鍼灸整骨院)

鍼灸科 <長崎校>
昼間/3年制

【取得できる資格】
●はり師・きゅう師(国家資格) 
●専門士  ●介護職員初任者研修※ など
※選択により取得可能